【完】キスミーアゲイン



「じゃ、俺着替えるから。…見る?」

「みっ、見るわけないじゃないですか!!!」


勢いよくユキさんの手を振り払って部屋を出た。

パタンとドアをしめると、中からくすくすとユキさんが笑う声が聞こえた。


…くそぅ、またからかわれた。

顔が熱いのを感じながら、私はキッチンに戻った。