【完】キスミーアゲイン



「…あぁ、パンツねぇ…。そういえば場所言ってなかったっけ」


ユキさんは私の言葉に別のところでひっかかったらしい。

私が噛みまくったことについては触れてこなかった。


ほっとしていると、ユキさんがいきなり私の手首をがっしり掴んで、ユキさんの寝室に引っ張って連れてきた。

そしてクローゼットを開けて、中に収納されているタンスの引出しを開けた。




「ここ。基本的に風呂あがったらここにあるジャージとか着るから、置いといて」

「…え、あ、はい。」