ユキさんの言葉を合図にガチャっと扉を開けた。

瞬間、目に入ったのは半裸のユキさん。




「っうぉわ!?」

「コーヒーこぼすなよ?」

「は、はいっ!すみませっ」

「ん、どうも。」


思わず顔を背けた私に対して何も言わず、近くに寄ってきてコーヒーを私の手から受け取るユキさんを、直視出来ずに俯いた。


…細いのに筋肉あるんだな…って違う!