女王様はメイド様?!①【完】

私の毎日は翔でいっぱいだった。


失ってから嫌ってほどそれがわかったよ。


もう後悔しても遅い。


今はまだこの胸の温度は下がらないだろう。


でもいつかきっと忘れられることを信じて…


私はこの思いを消す。


消えるように努力する。


痛いのも、つらいのも嫌なんだ。


もう泣きたくなんかないから。




見上げた夕日が眩しくて目を背けてしまいそうだった。


キラキラオレンジ色に輝くそれは今のあたしには眩しすぎた。



夏休みはまだまだ始まったばかり。



退屈な、退屈な毎日の始まりだ。








【2巻へ続く】