女王様はメイド様?!①【完】

さすがにこんなヲタクちっくな店にいるところを
見られるのは嫌だ。


だれかに見られたりしたら
そーゆー趣味だと勘違いされる。


それはもっと嫌だ。


とっさにカウンターのそばに身を潜めた。


向かってくる足音はどんどん近づいてきて

ついにとまった。


「ねぇ~おねぇちゃ~ん
今月号も最高だったよ♪」


とか


「腹ちら最高キュン死に♡」

とか


マンガについての感想とか自分の意見とか


熱~く語りはじめた。


こいつはなし長げぇよ!

担任の…コバ先だっけ?

あいつと張り合えるくらいじゃね?


だんだん話の長さにイラついたおれは顔を出した。




…………


……………?!



っは?


意味わかんね…


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