女王様はメイド様?!①【完】

カッカッカッ…




ちょっと…やめてよ…



追っかけてくんなーーーー!!!



なにに追われているのかわからず、
無我夢中に走り続けた。




どんどん足音が近くなる。



走っているのに…



カッカッ…カツカツ…




ピタ





足音が急に止まった。



その瞬間、背筋にゾクっと寒気がした。



振り向いてはいけない…



そんな気がした。




怖くて足の震えが止まらない。



トントン…



なにかが肩に触れた。




反射的に振り向くと…




「ギャーーーーーーァ!!!」



「ぅわぁ…っ…」



お化けーーーーーー!!!!




「おぃ…耳元でそんな喚くなよ」



そこにはちょっと呆れ顔の瀬川君。




「あれ?」



「あれ?じゃないから…」