それからもひとり黙々と作業をつづけ、
6時にやっと切り上げることができた。
外はもうすっかり夕焼け色に染まっていて、
いつのまにか野球部の声も聞こえなくなっていた。
「さ、帰ろ…」
パチっと教室の電気を消して大量の荷物を
職員室に持っていった。
夕方の学校は不気味で、
ひとりで歩くと足音がこだまして
誰かに追いかけられているような錯覚に陥った。
カツカツカツ…
怪しく思い、足を止める。
カツカツカツ…
明らかに足音が一個多い。
怖くなってあわてて走り出すと、
今度は
カッカッカッ…
あたしの足音を追うようにして早くなる足音。
怖い
怖い
怖い
6時にやっと切り上げることができた。
外はもうすっかり夕焼け色に染まっていて、
いつのまにか野球部の声も聞こえなくなっていた。
「さ、帰ろ…」
パチっと教室の電気を消して大量の荷物を
職員室に持っていった。
夕方の学校は不気味で、
ひとりで歩くと足音がこだまして
誰かに追いかけられているような錯覚に陥った。
カツカツカツ…
怪しく思い、足を止める。
カツカツカツ…
明らかに足音が一個多い。
怖くなってあわてて走り出すと、
今度は
カッカッカッ…
あたしの足音を追うようにして早くなる足音。
怖い
怖い
怖い


