女王様はメイド様?!①【完】

「離れろよ真菜実。」


真菜実?


全然わからない…



「そんな翔様冷たいこと言わないでくださぃ~
真菜はいつだって翔様を愛してるんですから」


愛してる?


ますます意味不明。


「いいから離れろ、な?」


そういって優しく真菜実って子を説得した。


なんでそんなに優しいの?


あたしにはそんなに優しそうに笑わないじゃん…


「それから、今みたいなこともうすんなよ?」


「え~なんでですか~
私たち婚約者なんですから。キスくらいいいじゃないですか。」



「えっ…」



思わず声が漏れてしまった。


だって…



婚約者…って



やけに響くその言葉…


婚約者…


「それは、親が決めたことだろ?
オレは同意してないから」



そういいながらも優しく真菜実を説得する。