女王様はメイド様?!①【完】

「お飲み物は?」


「えっ?えー…ウーロン茶で」


「かしこまりました。ご注文を繰り返します。
ハンバーグセット…」


注文を確認して店員さんはさっさと行ってしまった。


あの店員さん翔にメロメロだったよ。たぶん。


すっごい目がキラキラしてたし、


異常なほどまでのとびっきりの笑顔。


あれはもう営業スマイルでもなんでもない。


あきらかいに素だった。


そんなんでいいのか店員。


翔がタダでいいでしょ?っていったら
もちろん!って言いそう。


なんで騙されるのかな~こんな偽王子に。


「勝手に頼まないでよ。」


「迷ってたから頼んでやったんだろ。
感謝しろよ。」



「こっちはカロリーとか気にしてんの。」


ほんと、わかってないよね。

あーやだやだ。



「そんなん気にしてっと育たねぇよ?」


人を馬鹿にするようにクスクス笑ってきた。

しかも内容が内容だから。



「そんなに変態だと思わなかった。」


どこ見ながらいってんだよ!変態っ



「おれも思わなかった」



「馬鹿じゃない?」


自分のことなのに思わなかったって…

呆れるわ。


「馬鹿ではない。」


そんな何気ない会話をしているうちに
おいしそうな匂いとともにハンバーグがきた。


んーおいひぃそぉ~♪


ハンバーグは大好きだから

おなかぺこぺこだし!


ガッツリいっちゃおーう!


カロリーなんて関係ないっ