女王様はメイド様?!①【完】

「なに着ればいいんだ?」


ふと疑問に思ったこと。


だって男の人と二人で出かけるのって初めてだし。


ふんわりした可愛い系のワンピ?


でもなんか気合はいってるっぽいし…


普通にジーンズにTシャツ?


いや、あまりにも気合無さすぎだ…


いったいなに着ればいいんだ?


困りきったあたしは唯に電話した。


「はーい唯で~す。」


「もしもし唯?由凛だけど、」


「あっ由凛。珍しいね~
由凛が電話してくるなんて~」



相変わらずほわほわしてるね。

なんかこっちまで
気が抜けちゃいそうな喋り方だよね。


それはさておき。


「あのさ、これから…」



これから翔と繁華街にいくんだけど
なに着ればいいと思う?


って必要最低限のことを伝えて質問した。


「えぇ~!!やったじゃんっ
いいなぁ~
唯もいきた~い。なんちゃって。(笑)」



なんか笑ってるし。


「っで何がいいとおもう?」


このままほっとくと長くなりそうだったから
軽く促した。


「うーん。…あれなんていいんじゃない?
あのこないだ買ったやつ。」


「あ…そうだね。そうする。
ありがとう」


「デート楽しんできなよ~♪」


「デートじゃない。ただ食べにいくだけだから。」



「うふふ。そんなこと言っちゃって~
また聞かせてもらうからね~っじゃ~ね~」


そう言って電話を切った。


約3分間の長いのか短いのかよくわからない会話
だった。


はやく行かないと翔怒ってそう…