2日間寝込んで
しっかりもとのあたしに復活することができた。



幸いながらみんなは研修の疲れで
寝込んだと思ってるらしい…


それにあれがみえたのはあたしだけだったのだとあとから唯に聞いた。


自分に霊感があったあなんて生まれて初めて知った。


怖さを自分なりに切り替えて

2日ぶりの学校に来ている。

通いなれた学校がすごく懐かしく感じる。


「おっはよぉ~」


「おはよう。」


「あっおはようございます」


教室にはすでに唯とあさみちゃんがいた。


「なんか久しぶりだね~」

「だね。」

「相変わらずテンション低いね」

「相変わらずテンション高いね」


久しぶりの何気ない会話。

懐かしい…

たった2日あってなかっただけなのに

やっぱりなんだか懐かしい。

あたしたちの何気ない会話はチャイムによって中断。

いつものように

どうでもいい話をするコバ先

いい加減やめて…

はなしがやたら長いんだよね。

そんなんだから結婚できないんじゃん。

心の中で毒を吐く。


われながら性格悪っ~