女王様はメイド様?!①【完】

残念ながらあたし翔とキスした事あるから…

本当に勝手にものごと進めるのやめてほしい。


オレが初めての男になる?


寝言は寝て言えや…


心の中で怒りが噴出していたあたしは



次の瞬間固まってしまう。


「やっぱり可愛い~!
そんな緊張しなくても大丈夫だから」



誰とも知らない男子数名の中のリーダっぽいひとの腕の中にあたしはすっぽり包まれていた。



驚いているうちにあたしの顔のすぐ近くに
男の顔が急接近していた。



だんだんと近くなっていく顔。


「いやぁだっ!はなしてっ!」


キモいからはなれろぉーーーっ!