あいつといたのか?そんなことを思うと

オレはイライラを抑えられなかった。


と同時に由凛を自分だけのものにしたい、

自分しか由凛をみれないように…

自分だけが見ていたい…


そう思った。


だから家についた瞬間、
由凛にキスをした。



由凛に触れたかった。


キスしているときの由凛の顔はほんのり赤らんでいて
オレを見る目は自然と上目遣いになっている。



可愛くて、キレイで…


愛おしくてしかたなかった。


たった数日でこんなにも溺れてしまうなんて。

我ながらなさけない。

それくらい好きと自覚することってのは

すごいことなんだっておもった。


漏れてくる由凛の吐息がオレの理性を揺さぶる。



おれの理性は完璧に崩れかけていた。