「うん。私聖夜に会って初めて恋を知って、あの日からずっと聖夜を探して、いないと寂しくてそれで・・・」

喋っていた私の口を聖夜がそっと指をあてた

「もういいよ ゴメン気づいて無くて」

「いいよ!でも、これだけは言わせて」

「何?」

「ずっと好きだったの!こんな形でしか言えないけどスキ。聖夜がスキ」

「俺もだよ・・・」

「うん」

「これからは二人で思い出を作ろうね」

私はただただ“うん”としか言えなかった