「わかった。近くに空き地あるからそこで。」 「あぁ。」 これ…どうなるんだろ…。 まぁ稜が勝つのは当たり前。 後はこの男の実力ね。 「霞、これ頼む。」 「はいは~い。」 学ランの上着を脱いだ稜。 稜ヤル気満々じゃん!! まぁけなされた様なものだもんね。 でもあたしもやり合いたかったな。 「稜、殺さない様にね。」 「あぁ…。」 うわっ…稜恐っ! 「行くぞ。」 「遠慮なく来い。」 「じゃあ遠慮なく。」 サクマは稜に飛び掛かった。