NO.1になる為に今まで争い事を避けてたからな。 「そういや、この辺に族あるんだったよな?」 喧嘩吹っ掛けてみようかな。 ――― ―――――― 「ふあぁぁ~」 昼間、俺は街に出た。 「この辺りに溜まり場あったよな…?」 聞いた情報しかないから困る。 「あ、ねぇ君。」 「あ゙?何だよ。」 「この辺りで1番強いのって誰?」 「……………は?」 たまたま見つけた男に聞いたら、驚いた顔をした。 「アンタ正気か?…辞めといた方がいいぞ。」 弱腰だな…。