まだ霞の男装の方がましだろ…。 とか思いつつ着替える俺。 流石に露出度は低いドレスだ。 「うわぁ~稜凄い!!」 「…そうか?」 着替え終わって更衣室を出たら、待ち構えていたように霞がいた。 「やっぱ美形だね~。さすがパパ!!」 何でここで親父が出てくんだよ…。 「しかも稜が茶髪とか珍し~。長いし。」 「うるせぇ。」 今までの俺の黒髪が…。 「メイクはどうすんだ?」 「出来ないの?」 「当たり前だ。俺、男。霞の見て少しなら出来るけど。」 「じゃあたしがする~」 霞…なんか乗り気じゃね?