まだ店は開店前で、賑わいは見せてない。



ま、開店前の慌ただしさはヒシヒシ伝わるけど…。



「ねぇ君達、開店前なんだけど?」

「………!?」



ふと後ろから聞こえて来た声。



「えっ…。」

「嘘っ…。」



俺は現われた人物に驚きを隠せない。



息をするのでさえ忘れてしまう。



俺が憧れてた人物…。



「あ…雨…宮…祥也…。」



本物だ…。



「よく俺の事知ってるね。」

「大ファンなんです!!」



やべぇ…。



超カッコいい…。



生で見たら更にオーラが…。