アイツのクラスの前には長い列。 まだやってるんじゃねーのか? 改装された教室の中を覗いたけど、アイツの姿は無い。 「あ、東野君。篠原さんならもういないよ?」 「何分前に終ったアイツ?」 「えっ…と。だいぶ前だよ。」 「さんきゅ。」 何かあったんだ。 チョコバナナを作るのにせいを出している霞が引き止める訳がない。 かと言ってアイツには友達と呼べる存在の奴なんて尚更…。 「…………」 ふと声が聞えた。 賑わう声とは全く別ものの…。 「…………っ」 まさか…。