台風のような稜の母親は稜と帰って行った。



「すげー母親。」



そう言う祥也さんに俺は素直に頷いた…。




――
――――…



翌日、稜は店に来ていた。



「もう大丈夫なのか?」

「あぁ。それに当分は安心だしな。」

「は?」

「霞とちょっとやってきた。全員病気送り。」

「…………」



すげぇんだけど…。



「俺達をなめられたら困るし。簡単にやられるような雑魚じゃないんでね。」



最強双子だ…。



「で、黒幕は?」

「まだ。」

「そう…。」



まぁ俺には関係ねぇか!