そんなに俺にバレるとまずいのかよ…。 ならするなっつーの。 「稜君これあたし達じゃないからね!!」 「偶然通り掛かっただけなの!!」 「…………」 女達は逃げて行った。 言い逃げかよ…。 こいつら卑怯だな。 「はぁ…またアンタか。」 「…………」 「…………」 気まずっ! 「…………」 全身水浸しで、あの女が言ってたような貞子みたいな姿。 コイツがGOLD CATのNO.1キャバ嬢と思うだろうか。 いや、誰も思わねぇし想像しないだろう。