「本当にありがとう……芹華ちゃん」 どんな時だって味方になってくれる芹華ちゃんにもう一度だけお礼を言ったら、 「はいはい。わかってるよ」 はにかんだ芹華ちゃんがヒラヒラと手を振って玄関を後にした。 その背中を見送りながら心の中で呟く。 きっと口に出すと二人とも照れちゃうから。 親友で居てくれてありがとう いつか面と向かって言える日が来るまで、芹華ちゃんと変わらず親友で居れますように……。