――――――――キーンコーンカーンコーン‥
授業が終わって
真麟があたしの方に来て
せかすように話しかけてきた。
「真香〜ッ、行こ?!」
「あー、はいはい。」
半ば強引に引っ張られて
6組まで連れてかれた。
廊下を歩きながら
真麟が思い出したように
あたしに話しかけてきた。
「あッ、そーだそーだ真香って今日、暇〜?」
「ん〜‥まぁ。」
「遊ぼーよー!!!」
「うん、いいよ」
「やった☆じゃあ京祐も誘っていーい?」
「え‥」
「お願い!!」
「うーん....」
ちなみに京祐ってのは
真麟の彼氏。
少し悩みながら真麟と
会話を続けた。
「まぁ、いいよ」
「やった☆ありがとう♪」
「はいはい。」
「ちなみに京祐が誰かもう一人ぐらい呼ぶと思うから!」
「あー....はいはい。」
「真香〜。。態度つめたい(泣)」
「はいはい。もう着いたよ?」
「あッ、本当だ!!京祐〜!」
走り去ってく真麟。
元気だなー‥
あたしは面倒いから
その辺にある壁にもたれて
真麟の用事が終わるのを待った。
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