母から聞かされたのは
ドラマのような内容だった。
龍平が母に頭を下げて『別れたい』と言ったのが私に別れを告げた日だった。
手術を受けたがらない理由を龍平は気づいていた。
だから、別れて
受けさせてほしい。と‥
龍平は母に言った。
ドラマや小説でそんな話を読んだ事がある。
自分があまりにも相手を思うあまり
自分を犠牲にして別れを告げる。
なんて、
私には現実には起こってしまった。
龍平には
私の最愛の龍平には気づいて欲しかった。
何があっても
私を愛しているなら傍にいるべき
だったと。
それが愛なんだと‥

