事務所の一室。 既に俊介と凛、山村さんの3人が重苦しい表情で俺を待っていた。 俺のすぐ後に賢治もやって来た。 「ご迷惑掛けてすみません。俺の不注意です」 沈黙を破った俊介の言葉。 凛も一緒に頭を下げる。 「見て見ぬフリしてた私にも責任があるわ」 山村さんが頭を抑えながらそう言う。 「雑誌出る前に、何か話来なかったんですか?」 「分かった時にはもう手遅れ」 ああいう雑誌に載せるのに、いちいち事務所側の許可なんて取るわけないか。