「…うん」 凛にときめいてしまったのは多分、一瞬の心の迷い。 きっとそう。 自分の中にあるモヤモヤとした気持ちを振り切るように、 俺は美紀にプロポーズをしたー。 ・ ・ ・ 夏が過ぎ、秋ももう終りに差し掛かろうとしている。 あれからも俊介と凛の関係は続いているようだった。