天使が舞い降りた。


「でもよく覚えてたじゃん? 3年前の、たった2週間の生徒だろ?」


久々の再会に盛り上がった様子の2人。

撮影が終わっても長い間話し込んでいた。


「んー、まあ。凛ちゃんとは色々あったからね」

「色々?」

「ま、当時はちょっと荒れててね。今はそうは見えないけどね」

「ふーん? あの子が?」

「うん。で、私のおせっかいで深いところまで踏み込んじゃって」

今の凜はそんな風には全く見えないけど。

「学校来なよ、とか夜遊びなんてダメ~! って学校の外まで付きまとってさ」

「…あはは。美紀らしいな」

「最初はウザがられてて、話も聞いてもらえなかったけど。でも最後にはあの子、だいぶ心を開いてくれた」

「へぇー」

「でね、夢があるんだって… 彼女教えてくれたの」

「夢?」