天使が舞い降りた。


「凜ちゃんでしょ?」

凛はしばらく目を丸くしていたが、何かを思い出したように美紀の元へ走る。

「え、嘘! 美紀ちゃん?」


手を取り合う2人。

俺は何が起きたのか分からず、ボーッと2人を見ることしかできない。

周囲のスタッフも2人に視線を送る。


「え、何? 知り合い?」
 
俊介が興味深そうに2人に近付いた。

俺も少し戸惑いながら彼女たちの所へ行く。

「うん。実は教え子で…」

「教え子?」

「と言っても、教育実習の2週間だけだけど」