天使が舞い降りた。



冷たい視線と変な雰囲気になってしまった楽屋。


「その記事は、どこまでが事実?」
 
山村さんの問いかけに、俺は迷いつつも口を開いた。

「朝帰り、っーか。まあ夜に来て朝に見送ったのは事実」
 
そう言った瞬間に、俊介が俺の胸倉を掴んだ。

「潤、どういうつもりだよ!!」

「ちょっと、俊! やめなさいよ」

慌てて山村さんが止めに入ろうとする。

「お前どういうつもりで…」

俊介がそう叫んだ瞬間、賢治が俺達の間に入って俊介の腕を押さえた。

「いいかげんにしろよ! 2人とも」
 
普段クールで冷静な賢治が、初めて声を荒げた瞬間だった。