何もしなくていい、 ただ隣にいられるだけで死んでもいい。 そう思えるほどの幸せを感じてしまったんだ。 …本当に俺、どうにかしてるな。 ・ ・ ・ いつもより少しだけ早く目が覚めた。 隣にいる凛はまだ熟睡している。 部屋に自分以外の人間がいる感覚は久しぶりで。 俺は不思議な気持ちになりつつも彼女の顔を覗き込む。