「こんな状況で凛ちゃんモノにしても、俺は後悔するだけだ」 俺の言葉を聞いて、凛もゆっくりと起き上がる。 「最低ですよね、私。潤一さんに対しても美紀ちゃんに対しても」 「…」 「1人でいるとどうにかなりそうで、今夜はここに。こんなこと話せる人、他にいないから。だけどちょっと飲みすぎました」 誰にも言えない俊介との恋愛。 きっと想像が付かないくらい辛い思いをしたことも沢山あって…。 そんな凛の痛みが伝わってくる。 「いいよ。頼ってきてくれて嬉しかった」