天使が舞い降りた。


「あ、起きたんですか?」

 
凛は慌てた様子で涙を拭った。

どうやら1人で泣いていたらしい。


「飲みなれてない割には強いけど、もう目が据わってるぞ」

「ですか?」

「今日は俺も送れないな。タクシー呼ぶか」

「辛くて動けないかもです」

「じゃあ、泊まってく?」

「え…」
 
驚いた様子の凛。

俺は発言してから真っ赤になった。

今のは全くヨコシマな気持ちなんて一切なく、口を出た言葉だったのに…。