天使が舞い降りた。


凛は黙って俺の言葉を聞いている。

「昔から【女慣れしてます】みたいなキャラ作ったけど、裕子が初めての彼女だったりしてさ。何も分からないまま好きって気持ちだけで突っ走って結婚したんだよ」

「…」

「凛ちゃんとのことも、きっとそう。俊は真っ直ぐに凛ちゃんを想ってた。周囲から見たら許されない関係だけど、不思議なくらい純粋な恋」

「潤一さん」

「まあ子どもと言えば、それまでなんだけど。何事もあいつはそういう所があるよな。デカい体して」
 
俺の笑みに凛も少しだけ微笑んだ。

「遊びで凛ちゃんと付き合ってたわけではないよ。まあ、俺が言うのも変なんだけどさ。それだけは…」