君が必要とする限り





そう誓って目を閉じた先に、
遠く鳴り響くパトカーのサイレンを聞いた。


それが現実でも、夢でも、
今はもう、どちらでもいい。


君の近くに、俺がいるならば、
抱き締める温もりが、
ここに確かにあるのならば。










―END―