幼稚園に行くと純の組の先生が
外で待っていてくれていた。


「あの…!!純は大丈夫ですか!?」


「そんなに高い所ではなかったようですし、
今は出血などが無いので大丈夫だと思いますが、
一応病院に連れて行ってあげた方がいいかと…」


「はい。」


先生は純がいる所へと連れて行ってくれた。


「純!!」


「ママ!!」


「純…何処か痛いところは?」


「ん~とね?…ないよ!!」


「本当に??」


「うん!!あたしは強いから!!」


「そうだね!!純は強いもんね!!」


あたしは純を抱きしめた。


え?


純の頭を触った時、手がぬれた。