「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
 綺麗~~~~~!!!」

「だろ!?」

「だろ!?
 って大生がやったんじゃないでしょ!!(笑)」

星を見ながら微笑んでる大生の顔...
優奈は一生忘れないように
目の奥に焼き付けとくよ。

「あ~~~~!!
 優奈と大生ずるぅ~い!!」

「奈央ちゃんっ!!」

「そんな高い岩に2人で乗って~
 ずるい~~~~!!」

奈央ちゃんは可愛いな...
蒼生くんにぴったりくっついてて
優奈は奈央ちゃんのが羨ましいけどな

「ごめんね!!
 代わる??」

「ううん!!
 い~や(笑)
 あたしは蒼生とあっちで見てくるから!!
 翔平もよろしくね~ん」

いいなぁ...
優奈も大生と2人っきりで見たかったな

「もしかして俺邪魔じゃね!?」

翔平くんが言う。

「ん??優奈~翔平って邪魔?」

「う、ううん!!
 全然邪魔じゃないよっ!!」

翔平くんとは小学校以来あまり話していない
近寄りがたいオーラを放ってるから(笑)

「こんな暗いとこで女いたらそそるよな~
 翔平っ」

え...??

「だな~~~」

はぃ...??
この2人ってそんな会話するの!?

「あっ!!優奈がいるとこでこんな話しちゃった(笑)
 ってか優奈女じゃ~ん!!
 俺等に襲われないよぉにしとけよ!!」

「はっ!?大生何言ってるの??
 優奈にそんな感情ないくせにっ!!!!!」

何かムキになって変な言い返し方しちゃったじゃ~ん!!

「何慌ててんの??(笑)
 おもしれ~ww」

もぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

「大生のいぢわる~~~~~!!」

「おぃおぃ2人の世界に入んなよ(笑)
 俺もいるんだぞww」