「優奈?どしたぁ??
 何か元気ないね~」

「うん...
 大丈夫だよ」

「ん~
 ならいいけどさ♪」

奈央ちゃんに心配かけてる
せっかくの登山なんだから楽しまなきゃ!!

優奈たちの泊まっている山小屋は
大きい部屋がいくつかあって
男女一緒に寝なければいけない。

押入れみたいなベットで
下に男子。上に女子。
という風に寝ることに決まった。

「消灯は8時だからな~」

先生が自分の部屋に戻ると
部屋の中はまたうるさくなった。

優奈がウトウトしてきた頃...

「優奈!!優奈!!優~奈~ちゃん!!」

「ん...??誰!?」

「俺俺!!大生で~す」

「大生っ!?
 どぉしたの??」

寝顔見られた~
恥ずかし~~~//

「星綺麗だから一緒に見にいかね??
 俺、蒼生、翔平、奈央、優奈
 このメンバーなんだけど!?」

「うん!!
 行く行く!!」

「よ~し!!
 じゃぁ降りて来いっ
 皆は先行ってるからっ」

「何で優奈だけ置いてかれてんの!?」

「だってお前中々起きねぇんだもん(笑)」

2人は笑いながら外へ出た