君に恋することⅠ-未来-

でも鈴夏ってアホだよな!
俺…必死に理性と戦ってる時に…
こんなこと言うんだから。






「篤希…我慢してるの?」
「は?」
「あたし…篤希とならいいよ//」




顔がすっげぇ真っ赤な鈴夏。




でも俺は見逃さなかった。
微かに震える鈴夏を。






「すげぇしてぇけど…」
「ん?」
「待つよ…鈴夏のこと待つ」
「…ありがと」




この気持ちは鈴夏だからなるわけで…。
だからって涙を見たくはねぇ。






相当我慢してんな…俺。
自分褒めてやりてぇ!




こんな俺初めてだし。



俺…ほんとに
鈴夏に出逢って変わったな。