「篤希、キス!!」
「大声出すな!」




すると篤希は
あたしの腕を引っ張って屋上へ。





周りからは
コソコソ聞こえてた。
だけどそんなの関係ない。






「あのな!」
「ん?」
「…キ、キスとか言うな//」
「欲しいもん」



ちょっと拗ねてみた。





篤希からキスしてくれるまで、
絶対…目合わさない!





「鈴夏?」
「…。」
「なぁ鈴夏って」
「…。」




振り向きたい!
あたしの名前…呼んでくれてる。




だけど…振り向けない。