ほら…
また俺嫉妬してる。




たかが話してんのは剛。



俺のダチの剛にだって
嫉妬してる俺は…
もう鈴夏しか見えてねぇじゃん。






「お、篤希!」
「篤希…おはよ」
「…はよ」




チラッと鈴夏を見て、
俺は机にうつ伏せた。






鈴夏と剛の会話に耳を傾け、
俺は鈴夏のことを考える。



「なぁ篤希」
「…ん?」
「トイレ行こうぜ」
「…おぅ」





立ち上がり剛とトイレへ。