旧校舎と一緒に美術部が なくなっちゃう前に、何かを残しておきたい。
せめて、秋のコンクールで入賞したい。
そうすれば、確かにこの学校に美術部があって、わたしという部員がいたんだっていうことが残せる。
そう思ったのに。
だけど、『死』というものを考えはじめてから、何も書けなくなった。
なにも、浮かんでこない。
スケッチブックに向かっても、何もイメージが浮かばない。
どうしよう。
そろそろ題材を決めないと、コンクールに間に合わない。
ただでさえ、絵を仕上げるのに時間がかかる私なのに。
『死』のせいで、 わたしの心は、ポッカリと大きな穴が空いている。
せめて、秋のコンクールで入賞したい。
そうすれば、確かにこの学校に美術部があって、わたしという部員がいたんだっていうことが残せる。
そう思ったのに。
だけど、『死』というものを考えはじめてから、何も書けなくなった。
なにも、浮かんでこない。
スケッチブックに向かっても、何もイメージが浮かばない。
どうしよう。
そろそろ題材を決めないと、コンクールに間に合わない。
ただでさえ、絵を仕上げるのに時間がかかる私なのに。
『死』のせいで、 わたしの心は、ポッカリと大きな穴が空いている。
