目を覚ますと
わたしの部屋の
天井が目に入った

「美空・・・お嬢さま
大丈夫ですか?」

わたしどうしたんだっけ?

「大丈夫・・・ありがとう」

「熱が、8度もあるのに
無理するからですよ」

優しい笑顔を向けてくれる
要・・・

嬉しすぎて
涙が溢れた

「!?・・・どうなされました!?」

「要・・・グズッ」

ベッドから、起き上がって
要に抱きついた