妄想な彼女



―ガチャ


続いて入ってきたのは観月


「よぉ~お邪魔だったか?」


親子そろって同じこと言うんだなっ…!


「だから違うって…
てか!ノックしてよ!」

「ノックしたら歴史的シーンを見逃すだろ?」



「「はぁ?」」


なんだそれ。



「ほらっ!イチャイチャしてたりしてたりしたら、いきなり入ったりしないと見れないだろ?」

親指をたてた右手を前に突き出してニコニコしながら言う観月


「意味分かんねぇよ…」


「まぁ…ふつつかな妹だが、よろしく頼むよ。」

肩に手を置いて気持ち悪いくらい優しい笑顔で言う


「だからなぁっ…
おい。お前からも何か言え、円城っ…?」

カリカリ



何やってんだコイツは…

ルーズリーフのノートにカリカリと書き込んでいる


「おーい…
円城美緒さーん…」


「……ん?なにか言いました?」






ま…………