妄想な彼女



「…って、話をそらさないでくださいっ!」

「はぁ?そらしたのお前だろっ!」


てゆうか話の切り替え早いなっ…


「じゃあ、一回ここのセリフ言ってみてください。」


トントンと台本のセリフを指さして俺の顔をじっと見る


う゛…このセリフは…

俺が一番苦手とするセリフ



※これ以降、セリフは『』で表します



『君ガ君デナケレバ…
僕ガ僕デナケレバ…
俺達ハ幸セニナレタノカナ?』

バンッ!


…っ!?


「………なっ!なんですかっ!?

そ、その…至上まれに見る棒読みはっっ!」

肩をプルプル震わせながら机を力強く叩く


「仕方ねーだろっ!」

「仕方なくないですっ!
あの美女とのキッスゥ~の時に言っていたセリフは完璧だったのにっ…!」



バンッ!