妄想な彼女



――――――


「え…?先輩たちの写真ですか?」

「そうだ。いくらなんでも記憶だけで似顔絵を描くには無理がある。」



「あ!それもそうですよね!えーーーっと…
確か前に隠し撮りした奴があったような…」




んん!?!?

え?今コイツ“隠し撮り”とか言わなかった?


あまりにさらりと言うから、危うく聞き流すとこだった…



「お前変態。」

「はぁ!?!?何でですか!?」


写真を探しながらこっちを睨み叫ぶ



「自覚なしか?この変態!!」

「へへ…変態じゃありません!


…あ!あったあった!」



鞄にしまっていた手帳から美緒は写真を取り出した



「これって…」


そこには楽しそうに笑っている先輩たちの姿


「隠し撮りにしてはうまいじゃねぇか。」


「でしょーー♪アタシこういう才能あるかも知れません!」



いやいや…お前は演技の才能と妄想力があれば十分だと思う