妄想な彼女



睨みつけると美緒は口をス●夫のように尖らせる


子供か?


「だって忘れる棗サンが悪いんですよぉ~」


「そもそも何の話だ?」


忘れる?なにを?


「似顔絵の話ですよぉぉ~~3年生の先輩の似顔絵描くのを快く引き受けてくれたじゃないですか!!」



「勝手に話を飛躍すんな!俺がいつ快く引き受けた!?
ってか忘れてねぇし!!!」

「なぁ~んだ。なら安心です♪よろしくお願いします~」


ガシッ!

「おいコラ。何か言うことないのか?」



俺は美緒の腕をとっさに掴み睨みつけた

しかし美緒自身は動じることなくキョトンとしている


「えぇ~っと…」


しかも美緒は俺の怒りに気付いていないのか…顎に手を当て真剣に悩んでいる


しばらくして「そっか!」と言って手をポンと叩く



「“絵の完成楽しみにしています♪”」



「………」