妄想な彼女




「アッ、アカリ!?」


「おいコラ。常陸…
美緒ちゃんのお願い聞き入れたんだから油売ってないでさっさと絵描けや。」

「は?絵?コイツが?」


結局、断れなくて絵を描くことになってしまった――

しかし、そんなすぐに描けるわけないじゃん。


「無理だし。もうチョイ時間かかる。」

「そーゆうことを言ってんじゃねぇよ――
まじめに取り組めって言ってんだよ。」



うわーこいつ等マジで美緒の前とでは態度違う…


「わ…分かりました。」

て、てゆーか。俺は美緒みたいに

『思い立ったが吉日。すぐ行動に移すタイプ』


じゃないから―――圧力かけないでいただきたい。



「美緒ちゃんの為なんだからね!!」


はいはい。


アカリ達は鼻をフンっと鳴らしてその場を去った