妄想な彼女



「なんじゃこりゃあ…」




『3年生を送る会・企画発案委員対策本部』


とでかでかと書かれた大きな紙を見てふと呟いた



「俺が書いたんだ。雰囲気出るだろ?」

観月が鼻をフンっと鳴らし誇らしげに言う




…てゆーか。


「これ書く暇あるんなら、先に案出せよ。」

「あ…」



……この天然兄!!



――――


「で?結局何するんだよ?」




意気込んで『いいんちょー』とドでかく書かれた鉢巻きをしている美緒が眉間にしわを寄せながら

「うーーん…うーーん…」

と悩んでいる




「やっぱり色紙とか?」

同じく『ふくいいんちょー』と書かれた鉢巻きをしている河辺が呟く

「それももちろんだけど他にないかな?」


「…ねぇねぇ!絵とかどう?」

「「絵?」」