妄想な彼女




「常陸先輩!落ち着いてください!」

「いやいや!マジで救急車呼ばなきゃ、やばいって!」


「だだだ大丈夫ですからっ!
こんなのいつものことですから!」


電話をかけようとする俺の手をつかみ必死に訴える河辺


いつものこと…?








やっぱり慣れねぇ…


「河辺。お前は偉い」

「な、にが?」



俺は改めて河辺を尊敬した