幸せな結末

そう思うと、自然に顔の筋肉がゆるんだ。

私って幸せだなあと、心の中で呟いた。

「ねえ」

一也さんが声をかけた。

「んっ、どうしたの?」

口からマグカップを離すと、私は聞いた。

「荷物の整理って、いつまで終わる?」

そう聞いてきた一也さんに、
「荷物の整理?

んーっと、後1時間くらいかな?」

私は答えた。

「1時間か…。

それが終わったら、何か予定はある?」

続けて聞いてきた一也さんに、
「特にないけど」

そう答えたら、
「じゃあ、夕飯の買い物にでも行こうか」

一也さんが言った。